とりあえず購入候補の構成を比較してみよう。用途は、ネットサーフィン(Safari, Chrome)、思考整理とドキュメント作成(Excel)、プログラミング(vim, java, ruby)、サーバー(Oracle, MySQL)、音楽(iTunes)、映像編集(iMovie)、画像編集(Gimp)、OSテスト(Win7, Ubuntu)。部品の選択方針は、CPUはデフォルト、メモリは多め、SSDは 256GBで充分、そしてその機種でコストパフォーマンスが高そうなオプション。比較として、今使っている Mac Book Air (SSD交換の改造済)の構成も載せる。
機種名 | MacBookRetina15 | MacBookAir13 | MacBookAir11 | 初代MacBookAir13改 |
CPU (GHz) | i7 Quad 2.3 | i5 Dual 1.8 | i5 Dual 1.7 | Core2Duo 1.6 |
Memory(GB) | 8 | 8 | 4 | 2 |
SSD(GB) | 256 | 256 | 128 | ATA112 |
Optical Drive | 0 | |||
DisplaySize(インチ) | 15.4 | 13.3 | 11.6 | 13.3 |
解像度(pixel) | 2,880×1,440 | 1,440×900 | 1,366×768 | 1,280×800 |
外部Display数(台) | 2 | 1 | 1 | 1 |
高さ(cm) | 1.8 | 0.3-1.7 | 0.3-1.7 | 0.4-1.94 |
幅(cm) | 35.89 | 32.5 | 30 | 32.5 |
奥行(cm) | 24.71 | 22.7 | 19.2 | 22.7 |
重量(kg) | 2.02 | 1.35 | 1.08 | 1.36 |
USB | 3.0×2 | 3.0×2 | 3.0×1 | 2.0×1 |
HDMI | 1 | 0 | 0 | 0 |
Thunderbolt | 2 | 1 | 1 | 0 |
SDカード | 1 | 1 | 0 | 0 |
バッテリ(時間) | 7 | 7 | 5 | 1(2012/6現在) |
スタンバイ(日) | 30 | 30 | 30 | 3(2012/7現在) |
価格 | ¥184,800 | ¥137,600 | ¥94,800 | 約¥250,000(2008/1当時+改造費) |
Retinaは、画期的な新型で今一番魅力的だが、Airに慣れたので2kgではまだ持ち運びには重い。持ち運ばないなら、iMacや旧型Mac+Thunderboltディスプレイ接続で良い。Quadコアを使うほど負荷の高い処理を同時に利用しないし、デザイナーや写真家レベルの画質も必要ない。Air11インチは軽量で必要最低限のシンプルさが好きだけど、今じゃ11インチだとタブレットと変わらん。SDカードも気軽に使えない。そうなると、やっぱりAir13インチが一番バランスいい。それに電子書籍のB5サイズを見開きにしてギリギリ見られるサイズ。期待は、Retina15インチ、解像度1920×1200以上、1.5kg未満だけど、強度や廃熱など、まだ技術的に無理なのか、それとも次期か。
少なくとも言えるのは、Mac Book ProのRetina以外もラインナップにあることから、Appleはまだ求めるノートブックの形を決断できず、今回はどの機種が市場で選ばれるか確認して、次の手を打つという段階にあるのだろう。